所謂感冒(風邪症候群)の原因がインフルエンザウイルスと判明した場合は、以下の様な治療法があります。
1.抗ウイルス薬
a)内服①1回服薬、②5日間服薬
b)吸入式①5日間吸入②1回吸入
いずれも一長一短はありますが、1回吸入が、負担は少ないと思われます。胃腸の弱っている方や服薬尊守が中々出来ないご高齢の方や幼児等がそうです。吸入がうまくできない心配はありますが、15分かけてゆっくり行うネプライザー方式もありますので安心です。
2.対症療法
もちろん安静と養生ですが、患者さんの症状に応じて内服薬が考慮されます。その際は免疫機能を高めて自然に治癒に導く漢方薬がお勧めです。